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ボランティアを始めたきっかけ、教えてください!!(第1回)

「みんなは、一体どんなボランティアをしているんだろう?」

素朴な疑問からはじまったインタビュー調査、『ボランティアを始めたきっかけ、教えて下さい!!』。今回のゲストは、ビル管理会社にてバリバリ働いている京都市在住の37歳男性、Mさんです。

1.はじめてのボランティアは何をしましたか?

「季刊ボランティア冊子作りです。」

2.そのボランティアをしようと思ったきっかけは何ですか?

「はじめは京都で働いていたけれど、収入のよい仕事に移ったことがきっかけで激務に陥った。うつ病になって京都に戻ってきたときに、友達からボランティアに誘われた。仕事もしていなかったのでやってみようかと思ったことがきっかけ。
また、会社の先輩が理解のある人で、「仕事は一日くらいいいから、ボランティアに行っておいで」と言ってもらえた。犬が好きで、以前から動物に関わるボランティアには関心が高かった。動物虐待問題に携わるボランティアの人や介助犬が身体障害者の人を助ける姿をニュースで見たことがあった。季刊ボランティア冊子を通して、世の中にあることを一般の方に知ってもらいたいというのも動機の一つ。やらないと広まらないし、そこで足踏みをしていても何もはじまらないから、自分から問題に関わろうと思うようになった。」

3.ボランティアをしてみて、良かった点と困った点は何ですか?

「ボランティアをしてよかったと思う点は、仲間がいること。自分一人じゃやらなかった。社会人になってからは、会社と家の往復になってしまい、なかなか人とのつながりができなかった。こうやってボランティアをする中で、仲間がいることによって一つのシナリオを作り上げていくような感覚を得られたことがうれしい。仲間がやっていることに対して自分には一体何ができるのだろかと考えるようになった。微力ながら助けたいと思った。もちろん、自分自身も助けてほしい時には誰かに声をかけてほしいと思うけれど。もうひとつ、出会いかな。自分一人では結局なにもできないよ。「一人でやる」っていうけど、自分から他者を拒否や批判ばかりして孤立状態に陥っている人を見ると、「どうしてそうなるんだろう?」と思う。たとえば、サッカーにおいて、個人技がいくら上手いからといって、一人のヒーローだけでゴールは狙えない。9人が揃った時、9人が協力してチームワークをもって勝つところに魅力を感じる。ボランティアをしていると、そういったチームワークを感じることがあるし、連帯感があると安心できるタイプのようだ。
困ったことは、何度も話し合いをしてもまとまらないこともある。ボランティア協会に所属していることもあるので、どこまで自分たちがしてよいのかわからなくなる面もある。また、季刊ボランティアの冊子を発行しても、届いていなかったり閲覧できないようにしてあったことなどを知ると、がっくりきた。」

4.今後は、どのようなボランティアをしてみたいですか?

「ボランティアは、いろいろな種類がある。ボランティア活動において自分が一番取り組みたいものは、介助犬の普及かな。」

5.ボランティアをして得たものはなんですか?

「やはり、いろいろな人に出会えたこと。Sさんは人柄がいいし、はじめてのミーティングで「じゃ、季刊ボランティアの運営委員会用のホームページを作りますね」という言葉がポンと出たときには感動した。この人は、お金儲けをしようとしたらできる人なのに、自分の持っているものをポンって出す。人生の価値観がしっかりとある人なのかなと思った。自分にはできないことをみんなはできるからすごいと思った。」

Mさん、インタビューに答えてくださいまして、ありがとうございました!

インタビュー担当編集者:岡野聡子

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