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「市政に関わる新しいサークル〜ＷＡＣＣＯＲＤII〜」
新しいボランティアサークルができるということで中京青少年活動センターにおいてお話をうかがいに行きました。お話をうかがったのはＷＡＣＣＯＲＤIIの代表者の林さん（２４才）と北澤さん（１９才）のお二人。ＷＡＣＣＯＲＤIIというサークルは、最初２００３年２月に財団法人京都市ユースサービス協会の中で若い人達が市政に参加するのにどういった形があるかということを考える会として約１５人で発足しました。１年経った時点でその会で出た意見などを具体的にしていこうということで、新しくＷＡＣＣＯＲＤIIとしてメンバーを募集して活動することになったそうです。
ＷＡＣＣＯＲＤ（わこーど）とは、ＡＣＣＯＲＤ（調和・合意）をもじった“造語”で子供・若者（若人）と大人の新たな“調和・合意”ができたら・・という希望をこめたタイトルだそうです。
ＷＡＣＣＯＲＤIIでは「若者による、若者への、若者との行政」というスローガンを掲げ次の３つの構想を具体化するために今メンバーを募集しています。フォーエバー委員会、Ａｄ−ｏ−Ａｄクラブ、ラウンドアイズ京都の３つの会がそれぞれの構想のためにつくられました。フォーエバー委員会は京都市の若者に対する政策についてどんなことをしているのか調べ上げ、評価していき、若者の意見をつくって審議会・市民・マスコミにアウトプットしていこうというもので３０名程の会を考えているそうです。
Ａｄ−ｏ−Ａｄクラブは若者が作る若者向けの市民広報誌をつくろう！と考えるもので、京都市の若者向け広報についてデザイン・編集などをする会にしたいということです。ラウンドアイズ京都は子供と若者が一緒になってまちづくりへ参加していこう！というスローガンのもとに、京都が好きになるように小中学生が地域のことを学べる催しを企画し、それができるコーディネーター役を育てるものです。
フォーエバー委員会では若者に対して行政がしている事業などに関して言っていきたいことを発言していき、Ａｄ−ｏ−Ａｄクラブは市政広報をつくることによって市政を伝え、作り手になることで市民参加していくということです。これからフォーエバー委員会は市職員や審議会の委員、ＮＰＯの人などいろいろな人と協議しながら進めていき、５月以降、約１年間の活動を予定し、週１回程度会議する予定です。
ラウンドアイズ京都も１年間の活動で３つの地域でプロジェクトを立ち上げ、小中学生の子どもたちのグループと共に活動する予定です。
募集するのはそれぞれ中学生年代から２６才までの京都にかかわる人で、特に市政に興味がある１０代に来てもらいたいということです。市民参加のゴールはないながらも具体的にものごとを進めていきたいとのことです。
「自分たちの思いを伝える仕組みを実現する！」という目的にむかってこれから大きく活動するということなので、これからどれだけ若者の意見が市政に反映されていくのか楽しみなものです。プロジェクトをつくり市政への参画の仕組みづくりを行っていくＷＡＣＣＯＲＤに参加したら市政にかかわっている手ごたえをかんじらたり、市政を身近にかんじられたりしそうではないですか？
（大森）
| 住所 | 京都市中京区東洞院通り六角下ル御射山町262 ウイングス京都3階 中京青少年活動センター内 |
| 連絡先 | 財団法人京都ユースサービス協会（担当：中野） TEL（075）231-3681／FAX（075）231-1231 |
| 住所 | 京都市中京区東洞院通六角下ル御射山町262 ウイングス京都3階 |
| 連絡先 | TEL：(075)231-0640 |